アパテオスマゴス ですっ!

ミケイラ 夏コミ 「夕暮れネクサス出版部」金曜日 東地区“W”ブロック-13b いろんなところを無計画に歩いてる。 写真を撮影するのが好き。 とても気まぐれ、猫なのです。 気分の赴くままに... 極黒のブリュンヒルデのゲーム企画(作らない)を勝手に一人で書いています。九一家とオリジナル小説など不定期連載予定です!! FC2ブログから移動しました。

カテゴリ: 小説

学生というのは勉強が本文
バイトなどにも精を出すものもいる
高校や大学進学のために勉強するものもいる

とりあえずは、
学校を卒業できればいいかと・・・

――――――― 試験会場 ――――

花音「どう?勉強した?」

雀狐「した?」

俺が勉強を今までにしたことがあるかって聞かれて
素直に「はい」なんて答えれるワケがない。
勉強ってヤル気があるときとない時の差が俺の中ではものすごく
激しすぎる。

筆記試験ともなれば発狂寸前だ。

「マークシートだから、いざとなれば
 6角形のシャーペンをコロコロするヨ☆
 あとは、直感を信じる!!」

花「いさとなればだよ?!」

雀「できる限り考えや?」

「あーね、わぁってる。
 わぁってるから、雀狐は俺の世界史の教科書見るんでしょ?
 貸すから、俺の勉強についてはもうヤメテぇ!!」

まぁ、学生客も多いファミレスとやらで
昼食をとった後に勉強してたんですが・・・
「ワインうまそー」
などと、メニューを見ながら思いました☆

一時間目はナシの2時間目からだったので
少し早めに会場に到着。

マークシートに個人情報を記入しました。

「0.3のシャーペンじゃ不利さね。
  こりゃきついナ☆」

試験中とか無駄にマークシートを
いかに綺麗に記入できるかなぁんてことをして遊んでました。

問題とかも見たことないのとか、
チンプンカンプンな内容だったので

ほぼ感、でした♪

―――― 家 ――――

「で?点数は取れなくて良いといったが・・・
 誰が寝ろといった?」

ただいま、夜の11時を過ぎようとしております。
そうすけの前で俺は正座中です。

「あぁー、コレにはワケがありまして・・・
 ほら、嫌なことするときって眠たくなるでしょ?
 それで、全部の問題解いたは良いものの・・・」

「見直しをせずにウトウト眠っていたのか」

そーいえば、あの時は熱っぽかったような気も・・・
でも、それ言ったら明後日のお遊びに行けなくなるし・・・

うん、コレは黙っとこう。

「明々後日に採点会あるから、
 そのときの結果見てからまた・・・じゃダメ?」

「わかった、明々後日だな。
 逃げるなよ。
  
  お休み」

こっわー(汗
やっべ、これで0点だった日にゃ・・・
大惨事じゃねぇの?!

とりあえずは、
採点会だな!!

真冬。

そんな中でも、だいたいの家は暖かい。
俺もそうすけと一緒にいるが、家は今にも花が咲くのじゃないか
というくらいに、暖かい。

ので、ついつい部屋にいると服を脱いでしまう。
それは仕方がない、むしろ俺の中では普通だった。

とある日、そうすけが帰宅してきた。
ミケイラは玄関先まで迎えに行ったときの事。

ミケ:おっかえり~♪
?!!ガチャン。カチャカチャ。
どうやらドアを急いで閉めて、鍵までかけたらしい。

藍:なんて格好をしているんだ。

ミケ:いやいや、おかえりって俺が先に言ったんだから返事先に言ってくんないと
   この格好の理由も話さないかんネ☆

驚きの表情に続いて、今朝もしていた溜息。
美形はやっぱり、どんな顔しても美形だな
と思う瞬間の一コマでもあったりする。

藍:ただいま。
  
ミケ:よぉっし、OK。
   この格好の理由は簡単。部屋が厚着しなくてもいいくらいに温いから。
   あ!?もしかして・・・

   お・さ・そ・い♪

スッパァン

夕刊をポストに入れてるの忘れてた。
そうすけから武器は没収しないと。
たとえそれが、新聞でも紙でもスリッパでも・・・

藍:あまりふざけたことを言っていると家から放り出すぞ。

ミケ:あー!!それ言ったら俺の人生軽く終わるってば~!!
   メンゴメンゴ、メシ作るからまっててよ。

藍:昭和臭い話し方もやめなさい。 
  お前はいったい何歳だ。

ミケ:年齢はさぁ、俺思うんだよね。
   女性だけでなく、男性にも聞いちゃダメなんじゃないかな~・・・って
   ってことで、外部では明かさないヨ☆
   そーすけと、俺との
  
   ヒ・ミ・ツ♪


―――――― 後日 ――――――

その日から、俺の部屋や書斎などは
「換気」とのことで窓を全開にされた。
そして、
ミケイラは布団の住人、いもむしなどと遊びながらも
必死の真冬の寒さとの格闘を続けている。





はい。
ノロケです。
でもね?結構、窓開けたらイイ感じに涼しい(?)よ。
で、この言葉を言ったあとに熱を測ったら・・・
「37,3度」ありました。
はい、お分かりでしょうか。
案の定、風邪をこじらせました。

皆さんも、寒すぎる格好はやめましょうネ♪

とある日。
とあるデートの日。
とある町をあるいていたら、ミケイラの友達と出会いました。
そのときには、俺と惣右介しかいませんでした。

ので、惣右介をその場に残しミケイラは友達に近寄りました。

そうです、友達は恋人連れでした。

友「あれ?ミケイラじゃん。なにしてんの?」

ミケ「そっちこそ、久しぶり。そっちの子は恋人?」

恋人君「どうも。」

完全にその後は恋人さんは半分そっちのけの
弾丸トークでした。

友「こんなとこミケイラ来るんだね。」

ミケ「あぁ、ここはちょっと探検がてらネ☆」

その友達は恋人とすっごい笑顔でした。
いえ、嫉妬ではありません。
俺には惣右介が居ました。でもね?

恋人時代が一番ホカホカだったような気が・・・

でも、イチャイチャしすぎなカップルじゃなくってよかった。
イチャイチャしてたら俺がたぶん、爆破させてると思う。
でも、それと同時に思ったのは・・・

ミケ「初々しいなぁ~」

友・恋「?!!」

ミケ「いやぁ~、だってさぁ・・・可愛いじゃん?
   それじゃ、バイバーい。」

友達のほうがすぐに遠ざかっていった。
早かった。
初々しいってって(汗

惣「おかえり。どうかいたのかい、顔真っ赤だけど。」

ミケ「あぁ、ただいま。しくった、まずった。」

惣「うん。ここから見てたけど何かを行った後に引いてたね、友達の子達。」

ミケ「『初々しい』って言われたらどう思う?」

惣「どう思うって・・・それは
  ・恋愛したことがある
  ・そんな時期があった
  ・盛りの時期も終わった
  ・遊び人
  って、私は感じたかな。」

あぁ、いまなら思うわ。
ミケ「今度会ったら『若々しい』って恋人にもつたえといてって」

惣「どっちにしろ、一通り遊んだ人のセリフだね。それ。」

俺は精神年齢40歳。
バカっプルは爆破したくなる。
リア充を見ると手に持ってる荷物が犠牲になる。

それを改めて再確認した後に・・・
今度、『若々しい』に変更してもらおう。

ミケ「俺、そこまでは遊んでないしネ☆」

ミケ「あと3日で今年も終わっちゃうネ~☆」

ミケイラとヒュウガとアヤナミと藍染がコタツの中でそれぞれ好き勝手にしている。
その机の上には大量のビール瓶と缶。
焼酎だの酒が転がっている。
優雅にアヤナミと藍染だけは大人の余裕(?)なのかワインを飲んでいる。

ヒ「あ~本当だね☆今年のやりのこしたこととか、未練とかある?」

ア「貴様が向上しなかったことだな。」

ヒ「それさ…本編でやって俺の瀕死フラグ立ったからヤメヨ?」

藍「まぁ、私もないといったら嘘になるね。」

ミ「マジで?そーすけが未練とかwwwウケル~♪」

藍「君の息の根を止められなかったことだよ。」

・・・え?俺の?息の根ってことは・・・

ミ「殺されるの!?俺、抹殺されるワケ?!なんか悪いこと俺今年したっけ?!」

藍「悪いことしかないから私の精神がすり減っているんだろう。
  どれだけ今年は君へのツッコミが多かったことか・・・」

ヒ「でもさ~、こうやって4人で同棲してるといろいろなウワサ流れたよね~☆」

藍・アヤ「そんなもの知らん。」

ミ「へぇ~、俺は『藍×ミケ』で『ヒュウ×アヤ』なワケ?どっちが上かはわからないけど♪」

ヒ「まぁまぁ、結構名物カップルらしいよ。俺ら。」

アヤ「まずは、来年はそんなことにならないように別々に暮らすか。」

藍「ミケは私と来るのかい?」

ミ「うん。俺はそーすけに従うのみってか一生付いていくから。」

ヒ「いいなぁ~。あの二人、俺も一生アヤたんのかぁわいいわんこなワケだし…」

アヤ「なんだその目は。」

ミ「ねぇ、クリスマスプレゼントもらってないからさぁ~・・・お願いしていい?
  3人に・・・さ・・・」

3人「?何?」

ミケ「来年も、ずっと皆で一緒に楽しく暮らそうね!!」

場が和む。
このノロケはどうしようもないんだろうと内心全員ミケイラに対して思うわけで。
でも、それでもこのメンバーは変わりたくない。
来年も、ずっとずっとこの先も。

ただ、問題やストレスは人生のスパイス。
だから、きっと時期がたてば笑い話にして笑い会えるはず。
それまで、それ以上に笑顔の皆が未来に居ればそれでいい。

来年も楽しく慌しく、落ち着きがない困った人間・人外で過ごしていこう。
きっと、それでも笑えればいいから。
今までのことは笑い話にしよう。
笑顔のほうがきっと、楽しいから。


ミケ「来年もみ~んなで楽しく笑いあって、たまにはシリアスもいいけど・・・前を向いて笑おう。
前を向いて胸を張って楽しんで生きていこう。」


来年はどんな面白いことがあるか、今からワクワクだよ。

我ながらにしては、いい音が鳴ったと思う。
ミケイラの頭はからっぽだから、たたけばいい音がなる。

ミケ「って~な”ぁ・・・オイコラそーすけ。
  テめーはもう少し俺の頭をいたわれ!!
  叩くごとに脳細胞いくつ死んでいってると思ってんだ!!」

「それ・・・ミケちゃんの素?」

私の前だけなのか?
それとも、女の子の前ではそう振舞っているのか?

ミケ「エヘへ、メンゴメンゴ♪
   大丈夫だよ。面接しよーよ面接。」

藍「面談じゃなかったのか?」

ミケ「どっちでも違いはナイ・・・ハズなんだが・・・」

藍「面談:会って直接話すこと。面語。
  面折:面と向かって相手の罪悪などをせめること。
  と、辞書に載っているが?
  君の場合は確かに、後者だろうね(笑」

ミケ「もしかして、ワザと面接じゃなくて面折を選んだ?!」

「とりあえず、席に座ってください。」

目の前には懐かしい学生椅子が2脚。
そこに座ると目の前に机があり、

その上には、私のよく知るミケイラの本名がしっかり書かれた「通知表」が置かれていた。
高校のときのものと、中学時代のものだった。

藍「コレを見ればいいのかな?」

「藍染さんは中学高校時代のその子をあんまり知らないと思いまして。
 ちょうど、それをみてそのこのことを知ってもらいたいなって。」

ミケ「ん~、コレを準備したのって・・・明らかにわかるヨ。
   ヒュウガだろ?そこに、ハザマとかアヤたんが絡んだよな?」

「今日は欠席らしいけど、今度の飲み会には3人とも参加するって言ってたよ。」

ミケ「うっし、刀だろうとウロボロスだろうとフェアローレンだろうと全部ぶっ壊す。」

外野はなんだか荒れているが、私の身にもなってもらいたい。

藍「ぅわ。」

声が知らないうちに漏れてしまった。
それくらいにひどかった。

ミケ「あ~☆
   なっつかしいな♪中学時代は遊んでいて、高校の2年の2学期くらいかな?
   そのくらいからマジメになったんだよネ~☆」

いや、ひどいひどすぎる。
真っ赤じゃないか。
よく言うアレか?赤線か?
でも、1は少ない。文系にしても理系にしてもどっちもサイアクではあるが・・・
1はない。だが、何故だ。
日本史がまるっきりだめじゃないか。
それなら世界史がいいと、その反動とでも思えたら楽だった。
違った、世界史も歴史も地学もだめだった。

にしても、高校2年で更正されている。
赤が少なくなっている。

藍「高校2年で変わっているが?何があった。」

「女友達が皆で協力して成績を上げさしたんだ。
 授業も出させて、起きさせて、テストもマジメに勉強させたんだ。
  そうしたら、赤線が結構減ったの。女子は喜んだよ。」

ミケ「そんで、今の俺がいるワケ♪
   皆、アリガトね☆」

ふと思った。
今のこの子がいるのが彼女たちのおかげなら、
彼女たちが居なかったら、「だめ人間」と化して・・・
思考停止。
悪いことは考えずにいよう、ポジティブにいたほうがきっといいはずだから。

藍「とりあえず、通知表はいいとして・・・
  テストの復習はしたのかな?」

ミケ「・・・捨てた。」

藍「は?」

ミケ「残ってたとしても・・・屋根裏か、布団の下か、どこかにあるハズwww」

バキ、ベキッ

これからは私がこの子を「まともな人間」にしなければいけないのか
とりあえずは、
調教からだな。

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