リヴァイをはじめとした手下たちは対正義の味方ように作戦をたてていた。
「メメ、あなたには最初に門番として生徒と戦ってもらいます。
反論は受け付けません。あなたがふさわしいとの悠佳様の考えですので精進しなさい。」
「わかりました。
でも、これって殺されたら終わりで蘇生しなくていいんですよね。死んだらおしまいですよね。」
リヴァイは無言で頷いた。
「ならよかった。全身全霊で生徒を殺しにかかれる。
生きるか死ぬかのデスゲームだもんね、あっさり殺されないように気を付けて殺されますよ。」
そういうとメメはフラッとどこかへと消えていった。
「次は私ですよね、リヴァイ先輩?
大丈夫です、生徒を鍛えつつなおかつ私が最後には死んで次のルートへと進む。
すべてを考えつつ考えてなさそうに演技して悠佳様のもとへと生徒を誘導する。」
「そこまでしっかりと把握できているならいいです。
ただし、間違えても生徒を殺しすぎないように気を付けてくださいね。
殺しすぎると悠佳様のところへは指の数ほどしか残らなくなります。それは悠佳様にとっても楽しくはないでしょう。
ネリネ、最後のこの命大切に使うのですよ。」
ネリネは笑顔をつくると
「はい、わかりました。
最後の最後まで悠佳様の望んでいる悪役になって見せます・・・ただし、
ここであなたに一度倒れてもらいますがね・・・先輩」
フッと現れたメメはリヴァイの背後をしっかりととらえ蹴りがうまくはいれば後頭部へと、
そしてネリネは正面からリヴァイの胴体部分を狙い素早く拳をいれた。
しかし、リヴァイはうまくネリネの拳を受け止めメメを空中へと退避させるように蹴りあげた。
「まだまだですよ、よく考えていたとは思いますが私には効きません。
なんといってもあなたたちとは違いがあります。格差の差が大きく開きすぎているのですよ。
私の見えない腕と背中の黒い羽根の攻撃からあなたたちは果たして無事でいられるでしょうかね。」
ネリネとメメはいったん体制を立て直し攻撃体制になった。
リヴァイの与えられた特殊能力は黒い羽根にての自分の視覚に入ったものを木端微塵に破壊する羽、そしてもう一つは
見えない手にての物体への攻撃、または移動。
見えない手はベクターと呼び悠佳も同様に同じ能力が使えることとなっているが、リヴァイはその1/10にもみたない速度と力であった。
だが、ネリネとメメ相手では全く引けを取らない力の差である。
「まだまだ・・・悠佳様に見てもらえていないだけであって私たちだって強い!!
リヴァイなんかよりも私たちのほうが、もっともっとつよいんだから!!
ここでくたばってよぉぉぉおおおおお。」
勢いよくリヴァイにとびかかるネリネとメメ
「本当は知ってる、私たちは悠佳様にとっては手足でもないことを、
本当に必要とされているのはあの人間たちだということを。
それでも、必要としてもらいたいから私たちは強くなる。
悠佳様に微笑んでもらうために。
そのためなら、あなたたちに痛い思いをさせても構わないからぁ!!」
「ねぇ、何か爆発してない?」
綾香が気が付くと城のほうから煙がでている。
「おいおい、なんかおっぱじめてんぞ。
洒落にならねぇじゃねえか、化け物倒すのに精いっぱいなのにそれ以上のあんな黒い羽根の化け物とか・・・」
「違う・・・黒い羽根だけじゃない・・・あと、あと2つなにかいる。」
美空は何か気分が落ち着かないのかソワソワしながら見つめている。
(・・・私に与えてくれたかもしれないこの力を持っているあの3人は誰?なにものなの?・・・悠佳はなにが目的なの?)
「綾香、何か感じない?武器たちがずっと振動して鳴り止まない。声が時々聞こえるの。」
「武器から声が・・・ここじゃなんでもありだから、しかたないのよ。でも、あれは敵同士で戦ってるの?」
「私のこの能力が、何か反応してるの。場所はあの3人からなの。」
綾香は基地の裏路地に美空を連れていくと、
「・・・相手はあなたのような能力者なの?あたなと同じような能力の持ち主かもしれないのね。」
「かも知れない、私は羽根は白い羽根だけど・・・見えない手もでるけど・・・なにかがあの3人と引き合ってる。
思い?思考?何かが・・・ずっとこっちに語り続けてる。」
「原因は分からないけどきっと悠佳の影響だよ。悠佳が作り出した化け物なら悠佳の思いももしかしたら入り込んでるかもしれない。
それを考えたら、私にもずっと声が聞こえるけどそれは悠佳の心の声ってことになる。」
美空は悠佳との思い出を思い出し涙を流し始めた。
「人、あの3人は人の心がほしいの。
悠佳に本当に心から必要とされたいの、だから傷ついてでもどうしても悠佳がたいいせつだから・・・
3人の友情とか愛情とか・・・いろいろな複雑な心が入りみだれてそれで戦ってるの。
やっと、わかれたよ・・・悠佳。」
綾香も納得したいようだが腑に落ちないところがあるらしい。
「ごめんなさい、聞いていいかな。
あれは(人)なの?それとも(化け物)なの?」
「あれは(人)になりたがっているかわいそうな子たち。だから、私はあの子たちを(人)と呼ぶ。」
綾香は頷き次の質問へと移る。
「今、美空はあの3(人)の意識を感じ取れるの?」
「わかる、というか感じがする。どこかでつながっている気がする。でも、
あの子たちは悲しみながら悲しみで戦っているの。それは絶対に違わない。」
「わかった。なら、あの3人はあなたともリンクできるのかもね。
美空、美空は絶対に私が守ってみせるから。だから、悠佳を一緒に助けようね。」
「ありがとう。
悠佳、待ってってね、絶対に諦めないから。
3人も悠佳のこととても考えてる、だからそれにも負けないくらい悠佳のこと諦めないから。」
(((必要とされたいから、必要だから・・・大切な人だから、だから何があっても諦めない)))
あぁ~、久しぶりに書いたら疲れましたww
いやぁ、こんなにも感情ってあるんですね。
人間もあなどれないって感じがしますよね~・・・
いや、僕も人間ですよ?もちろん人間です。
悪魔とかってこのごろ本当にいるのかって考えてしまうんですよね、それでその存在を認めてもらうためにネリネとメメががんばっているわけですが(汗
悪魔が本当にいたらもうしわけないでしょ?
『僕、ミケイラは悪魔です』
なんて名乗っていいもんかって・・・
じゃあ、今回はこれまでです。
また次回お会いしましょう。
「メメ、あなたには最初に門番として生徒と戦ってもらいます。
反論は受け付けません。あなたがふさわしいとの悠佳様の考えですので精進しなさい。」
「わかりました。
でも、これって殺されたら終わりで蘇生しなくていいんですよね。死んだらおしまいですよね。」
リヴァイは無言で頷いた。
「ならよかった。全身全霊で生徒を殺しにかかれる。
生きるか死ぬかのデスゲームだもんね、あっさり殺されないように気を付けて殺されますよ。」
そういうとメメはフラッとどこかへと消えていった。
「次は私ですよね、リヴァイ先輩?
大丈夫です、生徒を鍛えつつなおかつ私が最後には死んで次のルートへと進む。
すべてを考えつつ考えてなさそうに演技して悠佳様のもとへと生徒を誘導する。」
「そこまでしっかりと把握できているならいいです。
ただし、間違えても生徒を殺しすぎないように気を付けてくださいね。
殺しすぎると悠佳様のところへは指の数ほどしか残らなくなります。それは悠佳様にとっても楽しくはないでしょう。
ネリネ、最後のこの命大切に使うのですよ。」
ネリネは笑顔をつくると
「はい、わかりました。
最後の最後まで悠佳様の望んでいる悪役になって見せます・・・ただし、
ここであなたに一度倒れてもらいますがね・・・先輩」
フッと現れたメメはリヴァイの背後をしっかりととらえ蹴りがうまくはいれば後頭部へと、
そしてネリネは正面からリヴァイの胴体部分を狙い素早く拳をいれた。
しかし、リヴァイはうまくネリネの拳を受け止めメメを空中へと退避させるように蹴りあげた。
「まだまだですよ、よく考えていたとは思いますが私には効きません。
なんといってもあなたたちとは違いがあります。格差の差が大きく開きすぎているのですよ。
私の見えない腕と背中の黒い羽根の攻撃からあなたたちは果たして無事でいられるでしょうかね。」
ネリネとメメはいったん体制を立て直し攻撃体制になった。
リヴァイの与えられた特殊能力は黒い羽根にての自分の視覚に入ったものを木端微塵に破壊する羽、そしてもう一つは
見えない手にての物体への攻撃、または移動。
見えない手はベクターと呼び悠佳も同様に同じ能力が使えることとなっているが、リヴァイはその1/10にもみたない速度と力であった。
だが、ネリネとメメ相手では全く引けを取らない力の差である。
「まだまだ・・・悠佳様に見てもらえていないだけであって私たちだって強い!!
リヴァイなんかよりも私たちのほうが、もっともっとつよいんだから!!
ここでくたばってよぉぉぉおおおおお。」
勢いよくリヴァイにとびかかるネリネとメメ
「本当は知ってる、私たちは悠佳様にとっては手足でもないことを、
本当に必要とされているのはあの人間たちだということを。
それでも、必要としてもらいたいから私たちは強くなる。
悠佳様に微笑んでもらうために。
そのためなら、あなたたちに痛い思いをさせても構わないからぁ!!」
「ねぇ、何か爆発してない?」
綾香が気が付くと城のほうから煙がでている。
「おいおい、なんかおっぱじめてんぞ。
洒落にならねぇじゃねえか、化け物倒すのに精いっぱいなのにそれ以上のあんな黒い羽根の化け物とか・・・」
「違う・・・黒い羽根だけじゃない・・・あと、あと2つなにかいる。」
美空は何か気分が落ち着かないのかソワソワしながら見つめている。
(・・・私に与えてくれたかもしれないこの力を持っているあの3人は誰?なにものなの?・・・悠佳はなにが目的なの?)
「綾香、何か感じない?武器たちがずっと振動して鳴り止まない。声が時々聞こえるの。」
「武器から声が・・・ここじゃなんでもありだから、しかたないのよ。でも、あれは敵同士で戦ってるの?」
「私のこの能力が、何か反応してるの。場所はあの3人からなの。」
綾香は基地の裏路地に美空を連れていくと、
「・・・相手はあなたのような能力者なの?あたなと同じような能力の持ち主かもしれないのね。」
「かも知れない、私は羽根は白い羽根だけど・・・見えない手もでるけど・・・なにかがあの3人と引き合ってる。
思い?思考?何かが・・・ずっとこっちに語り続けてる。」
「原因は分からないけどきっと悠佳の影響だよ。悠佳が作り出した化け物なら悠佳の思いももしかしたら入り込んでるかもしれない。
それを考えたら、私にもずっと声が聞こえるけどそれは悠佳の心の声ってことになる。」
美空は悠佳との思い出を思い出し涙を流し始めた。
「人、あの3人は人の心がほしいの。
悠佳に本当に心から必要とされたいの、だから傷ついてでもどうしても悠佳がたいいせつだから・・・
3人の友情とか愛情とか・・・いろいろな複雑な心が入りみだれてそれで戦ってるの。
やっと、わかれたよ・・・悠佳。」
綾香も納得したいようだが腑に落ちないところがあるらしい。
「ごめんなさい、聞いていいかな。
あれは(人)なの?それとも(化け物)なの?」
「あれは(人)になりたがっているかわいそうな子たち。だから、私はあの子たちを(人)と呼ぶ。」
綾香は頷き次の質問へと移る。
「今、美空はあの3(人)の意識を感じ取れるの?」
「わかる、というか感じがする。どこかでつながっている気がする。でも、
あの子たちは悲しみながら悲しみで戦っているの。それは絶対に違わない。」
「わかった。なら、あの3人はあなたともリンクできるのかもね。
美空、美空は絶対に私が守ってみせるから。だから、悠佳を一緒に助けようね。」
「ありがとう。
悠佳、待ってってね、絶対に諦めないから。
3人も悠佳のこととても考えてる、だからそれにも負けないくらい悠佳のこと諦めないから。」
(((必要とされたいから、必要だから・・・大切な人だから、だから何があっても諦めない)))
あぁ~、久しぶりに書いたら疲れましたww
いやぁ、こんなにも感情ってあるんですね。
人間もあなどれないって感じがしますよね~・・・
いや、僕も人間ですよ?もちろん人間です。
悪魔とかってこのごろ本当にいるのかって考えてしまうんですよね、それでその存在を認めてもらうためにネリネとメメががんばっているわけですが(汗
悪魔が本当にいたらもうしわけないでしょ?
『僕、ミケイラは悪魔です』
なんて名乗っていいもんかって・・・
じゃあ、今回はこれまでです。
また次回お会いしましょう。